※この記事はこんな方に向けて書いています
・読書をしたいけど時間がとれない
・字を読むのが苦手だけど、読書を習慣にしたい
・本から自分にとって価値ある知識を吸収したい
読書をするのに最初にぶつかる壁といえば、1冊の本をすべて読むということです。
一般的な書籍の総文字数は約10万字と言われております。
人によって読むスピードは異なりますが、1冊の本を読むのに一般的なビジネス書だと2~4時間くらいかかるのではないでしょうか。
サラリーマンが1日30分くらい読書ができたとすると、1冊読み終えるのにだいたい3日から1週間かかることになります。
それでOKという方もいますが、僕のようになるべくたくさんの本を読みたいという方だったり、短時間で効率の良い読書法を求めている方は1冊の本に時間をかけたくないはずです。
結論:全部読まなくていい
いきなり結論ですが、本はすべて読む必要はありません。
理由はそもそも1冊すべてに価値があることが書かれている本は、おそらくこの世に存在しないからです。
また、1冊すべてを読み切ったとしても、その本に書かれていた内容はよく覚えていて10%くらいがいいとこだと思います。
では、本はどうやって読んでいけばいいでしょうか。
今回は僕のオススメの読書法を3ステップでご紹介していきます。
目次
1.まずは目次を読む
まず大前提として、本を読む前に自分自身がこの本から何を得たいのかを明確にしましょう。
お金を稼ぐ方法?
副業の始め方?
健康法?
これが明確になれば、それだけで読むべき部分を削減できます。
しっかり目次に目を通して、期待できる章や見出しを見極めることがまずは何より重要です。
たとえば、資産運用を学びたいのに、健康法について書いてあったら自分の求めている情報とは程遠いので読む価値はありません。
そのような部分ははじめから切り捨てちゃいましょう。
読まないと決心することも、効率の良い読書をするうえでとても重要なことです。
2.読みたいところから読む
本を読むうえで重要なことは、読みたいところから読んでいくことです。
よくつまらないと感じた本は本棚にしまえなんていわれますが、それは最初から順番に読んでいるからです。
読みたいところから読んでいけば、そのようなことはあり得ません。
小説などストーリー本はやむを得ませんが、自己啓発本やビジネス書などは順番に読むべきではありません。
読みたくないところから読んでいくと、集中力やモチベーションの低下を招くし、時間の無駄だからです。
このタイトル面白そうだな・役に立ちそうだな、と思ったところから優先順位をつけて、読み進めていきましょう!
3.読みたいページをスキミングする
スキミングとは拾い読みをすることです。
実は本をすべて読むよりも、スキミングをしていったほうがより大きな効果が見込めます。
スキミングをすることで、『情報を選ぶ力』が養われるため、大幅な時間短縮が実現できます。
これは真の意味での『速読』といえるでしょう。
たとえ、スキミングをしていった結果、読みたいところが極端に少なかったとしても問題ありません。
少なからずとも、1冊の本に深読みをする価値があるのなら、そこだけ読んで勉強しましょう。
もちろん本ですから、1冊の本には必ずあなたの知らない、役立つ知識が書かれているはずです。
要点をつまみとり、深く考え、自分の考えと照らし合わせれば、きっとあなたにとっていい本になることでしょう。
まとめ
有名な愛読家の方々が1日に何冊も本を読むというカラクリは、全部読まないという効率的な読書法をしているからということがお分かりいただけたでしょうか。
僕が好きな著者、メンタリストDaigoさんは、1日に10冊~20冊も本を読むそうです。
初心者はどんなスピードで読んでるの?何時間読むの?と思いガチですが、読み方を知ると納得できてくるはずです。
Daigoさんは深く読む本もあれば、1冊5分しか読まない本もあるみたいですから、より効率の良い読み方をしてるといえます。
たくさん読む、すべてを読むという読書の常識を覆し、本当にタメになる読書法を身につけ、たくさんの本と触れ合っていきましょう。